某月某日

★某月某日

俺の家の回りを、時代劇の旅のお坊さんが持ってるような金具付きの杖みたいなシャンシャン音と、ひきずるような足音をたてながら歩き回る人がいる
数年に一度現れる
引っ越しても現れる
怖いから姿を確かめた事はない
これは実話(´ω` )
Kさんからの投稿。

 

★某月某日

指切りは遊郭での心中立てのひとつ。心中は相愛の男女がその真実を相手に示す証拠として
相対死にだけではなく、色々あった。放爪、自分の爪を剥がして相手に渡す。
入れ黒子、相手と手を握り合った時相手の親指が当たるところに、入れ墨でほくろを入れる
切指、小指にカミソリを当てて箱枕で上から叩いて指を落とし相手に渡す。等々
まあ実際にはほとんどが嘘で、爪はお付きの少女に爪を伸ばさせ、それを切って魚の血を塗る。
入れ黒子は墨と油で落ちにくくしたペイント。指切りは?粉《しんこ》細工で作ってみせ、
指に包帯を巻いておく。客は疑っても、万が一本当に指を切っていると大きなペナルティを食らうので
簡単には確かめなかったとか。
Tさんからの投稿。

 

★某月某日

小学生の頃、家族で海に行った。
突然もよおしたくなったけど、トイレはないので、仕方なく近くの洞窟で隠れてすることに。
母親と一緒に行ったんですが、用を足した私は、好奇心で洞窟の奥に入っていった。
奥に入って行くと、すごく広い空間に、フレンチレストランにあるみたいな机がたくさんセットされていた。
今思うと結婚式会場みたいな感じで。

でも薄暗くて気持悪い。
なんだか怖くなって飛び出して、母親に言っても取り合ってもらえず、そのまま帰ることに。
後日、また家族で同じ海に行って、あの時の洞窟を探して入ってみると、なんと行き止まり。
Iさんからの投稿。

 

★某月某日

友達が彼女とホテルに泊まって寝ていたとき、友達は妙な息苦しさでうなされていた。
友達があまりの息ぐるしさに目を開けると、目の前にあったのは
真顔で首を絞めてくる彼女だった。
『ええ!?なんで!?』
と友達はパニくったらしが、彼女はあいかわらず真顔のまま首を絞めてくる。
その力は尋常ではなく、抵抗もまるできかない。
もう、無理、しぬ!!てか、なんで・・?
と友達が思った時、ハッと目が覚めた。
どうやら、夢だったらしい。
悪い夢で汗ぐっしょりで、気持ち悪かったが、友達は夢だったのかとほっとした。
でも、やっぱり怖かったから彼女を起こそうと隣に寝ている彼女のほうに顔を向けると、
目を限界まで見開き、歯をギリギリ言わせている彼女がじっと友達を睨んでいたらしい。
Rさんからの投稿。